IT業界では、会社員でいると年齢が経つにつれて、技術的なスキルよりも
管理者としてのスキルが求められます。
最近では、全員が管理職になれるものでもありませんので、
プログラミング等の技術的なことが得意な人はフリーランスになる選択もあります。
さて、フリーになったときに仕事をどうやって探すか?
今回は、派遣とフリーランスのどちらが得か紹介します。
もくじ
- フリーランスになったときの仕事の探し方
- 単金はどのように決まる?
- 大阪で派遣とフリーランスはどちらが得か?
1.フリーランスになったときの仕事の探し方
会社員であれば、仕事は会社が以前から取引のある会社から
仕事をもらったり、会社の看板で仕事をとることができました。
しかし、フリーランスであれば自分のスキルだけで仕事を捜すことになります。
一般的には、フリーランスエンジニア向けの紹介サイトに登録して仕事を紹介してもらうか、
ハローワークで派遣での仕事を募集している会社に登録して派遣で働くことになります。
フリーランスで長く仕事を経験していれば、それまでのコネクションで仕事の依頼があること
もありますが、それほど経験の無い人は登録する方が安全です。
また、直接個人が契約する場合、どこまで仕事の責任を負うかを明確にして契約していないと、
お金を貰えない仕事をさせられたり、最悪の場合は損害賠償を請求される可能性があります。
なので、金額交渉については安全な契約をしてくれる派遣会社や信用のあるフリーランスエンジニア
向けの紹介サイトで探した方が安心です。
会社も、直接個人と取引することは少なく、会社間での契約を行うことがほとんどです。
そのために、紹介会社を通して契約することになります。
また、フリーランスエンジニア向けの案件については東京周辺に集中しています。
大阪で仕事を探す場合は派遣で探す方が探しやすくなります。
2.単金はどのように決まる?
単金はその人の持っている言語スキルと経験年数によって決まります。
言語スキルが多く、経験年数が長ければ単金は高くなります。
ただ、言語スキルと経験年数で金額が高くなるのは30代後半~40代前半ぐらいまでです。
それ以降は、プロジェクトでどんな役割を果たしたか。設計ができることや
お客さんと交渉できるや、若手の育成ができる等のスキルが必要になってきます。
基本的には月に160~180時間でどれぐらいの金額になるかの交渉となります。
本人の希望の単金も聞いてもらえます。
大阪で需要の多い言語はJavaや.NET系です。あとはスクリプト系ではPHPが多いです。
Javaと.NETのスキルがあれば、大阪では、ある程度は仕事を捜すことができます。
AI向けのPhythonやスマホ向けのAndroidやSWIFTの案件は東京が多いです。
また単価も東京の方が高くなっています。高いスキルの仕事を目指すのであれば東京がおおすすめです。
3.大阪で派遣とフリーランスはどちらが得か?
派遣の場合は小さい派遣会社に入っていると、別の会社を経由して紹介されることがあります。
つまり派遣先の会社からのお金が2社を経由して支払われるため自分の取り分は少なくなります。
フリーランスエンジニア向けの紹介サイトであれば直接取引になるのでその分自分の取り分は多くなります。
ただ、派遣を経由した方が昔からの取引があったりするので仕事の紹介は多くなっています。
これから始める人は、派遣とフリーランスの両方に登録しておいて金額を比較した方が良いかもしれません。
また、フリーランスになる場合は個人事業主になる必要があります。
いかがでしたか?「【IT業界大阪編】派遣とフリーランスどちらが得?」
定期的にIT業界について解説していきたいと思います。