Googleドライブは知っていますか?一言で言うとクラウド上にデータを保管するサービスです。
Googleのサービスを使っている人や、Androidのスマホでアイコンを見たりしている
かもしれません。使ってみると便利な機能が多くあります。
今回はGoogleドライブについて紹介します。
もくじ
- Googleドライブとは
- Googleの便利な機能
- セキュリティは大丈夫?
- 使ってみよう!
1.Googleドライブとは
Google社が提供している、 クラウド上にデータを保管するサービスです 。
クラウド上にデータを保持するために、ネットワーク環境は必須となります。
クラウド上にデータを保持するので、自分のパソコンのハードディスクが壊れたときの
心配や、パソコンを買い替えたときに、データを新しいパソコンに移す作業は不要になります。
また、複数のデバイス(パソコンやスマホ)でファイルを共有することができます。
Googleドライブの登録方法は、 Googleのメールアドレスを持っていれば
メールアドレスでログインすることができます。Androidのスマホを持っていればGoogleのメールアドレスを既に持っているので
Androidのアイコンをクリックしてすぐに利用することができます。MacやiPhoneからでも利用することができます。
また以下の特徴があります。
・ 無料プランでも15GBまで利用 することができます。
・Googleドライブは、WindowsやMacでも利用できるため、 モバイル デバイス、
タブレット、パソコンでシームレスに作業 できます。
2.Googleドライブの便利な機能
Googleドライブは単にクラウド上にデータを保管するだけでなく、次のような便利な機能があります。
- ローカルのフォルダを使う感覚でクラウド上にファイルをアップロードできる
- Microsoft Officeの主要なファイルを表示したり編集ができる
- 他の人とファイルの共有やリアルタイム編集ができる
- どのデバイスからでもアクセスできる
- ファイルが簡単に検索できる
・ローカルのフォルダを使う感覚でクラウド上にファイルをアップロードできる
クラウド上へのファイルのアップロードはファイルをGoogleドライブへドラッグ&ドロップ
で簡単にアップロードできます。またフォルダも作成やフォルダの表示方法も
変更できますのでファイルの整理も簡単にすることができます。
・Microsoft Officeの主要なファイルを表示したり編集ができる
GoogleドライブでMicrosoft Officeのファイルを表示したり編集したりすることができるので
Microsoft Officeが入っていないデバイスでも作業をすることができます。
まだ、GoogleドライブはGoogleドキュメント(Wordに相当)、スプレッドシート(Excelに相当)、
スライド(PowerPointに相当)のアプリも利用できます。
Excel ファイル: .xls、.xlsx、.xlsm(マクロが有効な Excel ファイル)、.xlt
PowerPoint ファイル: .ppt、.pptx、.pps、.pot
注: Office ファイルの編集機能を使用して Office 2007 より古いバージョンの Word、Excel、PowerPoint ドキュメントを編集する場合は、ファイルが新しい形式で保存されます。
例えばExcelを持っていない人とファイルを共有したい場合、Googleドライブを使用すれば、簡単にすることができます。
・他の人とファイルの共有やリアルタイム編集ができる
他の人とのファイルの共有は、共有したい人へURLを送ってファイルの共有をすることができます。
また、ファイルごとに共有相手に[閲覧者][閲覧者(コメント可)][編集者]の操作権限を設定することができます。
Google ドキュメント、スプレッドシート、スライドは同時に100人まで同時に編集することができます。
ドキュメントを他の人と編集したい場合、社内であれば他の人の編集を待つことがありますよね。
社外であればドキュメントをメールでやり取りが発生しますが、Googleドライブに置いておけば
簡単に共有や編集をすることができます。
・ファイルが簡単に検索できる
キーワードを入力すればファイル内をキーワード検索してくれます。
Googleが提供しているサービスであるため、検索は早いです。
3.セキュリティは大丈夫?
Googleの便利な機能を紹介しましたが、クラウド上にデータを保持するのでセキュリティが心配ですよね。
Googleドライブはセキュリティについても考えられています。
特徴としては以下があります。
- 2段階認証のログインができる
- データの暗号化 https
- ファイルの閲覧権限の設定
- 端末の紛失時にはアクセスをブロックできる
・2段階認証のログインができる
スマホを使って2段階認証のログインを設定することができます。
2段階認証使用するとログイン時のパスワードの入力と、スマホに送られるコードを
入力することでログインが可能となります。
セキュリティ強化のために2段階認証は行っておいた方が良いでしょう。
・データの暗号化 https
URLにhttpsを使用していますのでインターネット上のデータ通信が暗号化されています。
信用できるサイトは必ずhttpsのURLを使用しています。
ブラウザのURLの左に鍵がついているのがhttpsのURLです。
このブログのURLも、もちろんhttpsを使用しています。
・ファイルの閲覧権限の設定
ファイルごとに共有相手に[閲覧者][閲覧者(コメント可)][編集者]の操作権限を設定することができますので
細かい設定ができます。
・端末の紛失時にはアクセスをブロックできる
※この機能はG Suiteと呼ばれるGoogleの統合環境のサービスを利用している場合のみです。(有料)G Suiteを使用するとGoogle管理コンソールを使うことができます。
端末からGooleアカウントへログインしたままの状態や、端末上のブラウザにユーザ名とパスワードが
保存されていた場合、端末を誰かが使用した場合Googleアカウントへログインされる可能性があります。
こんな場合はGoogle管理コンソールで操作することによってログインした状態を全てログアウトして、
ブラウザのユーザ名とパスワードをリセットすることができます。
4.使ってみよう!
Googleドライブは以下のURLやAndroidであればスマホのアイコンから利用することができます。
https://www.google.co.jp/drive/apps.html
いかがでしたか?「【3分でわかるITトレンド】Googleドライブで簡単に情報共有」
定期的にITドレンドについて解説していきたいと思います。