一昔前まで残業が多いと言われていたIT業界も、最近では企業の
働き改革で残業は減少傾向にあります。
そして、最近はテレワークを行う企業も増えています。
このように女性が働きやすい環境も整備されてており、IT業界で
働く女性も増えてきています。
しかし、
- IT業界で働けるだろうか?
- 今後、結婚、育児をしながら働けるだろうか?
という不安もある方もいると思います。
今回は、女性が転職先にIT業界を選ぶ理由について書いていきます。
もくじ
- 女性がIT業界を選ぶメリット
- 結婚、育児との両立を目指すときに注意するポイント
1.女性がIT業界を選ぶメリット
IT業界を選ぶメリットは何でしょうか?
まずメリットの1つ目は仕事道具はパソコンということです。
力仕事を必要としませんし、ネットワーク環境があれば、会社の許可が
出ればテレワークでも働くことができます。色々な働き方が選べるということです。
そして次のメリットはコミュニケーション力です。
女性は男性に比べてコミュニケーション力が高いと言われています。
IT業界はプログラミングのスキルだけと思われがちですが、チーム内の
メンバーとのコミュニケーションや他部署とのコミュニケーションが必要になります。
スキルの一つとしてコミュニケーション力が必要となります。
特に最近ではテレワークの機会が増えています。
それによるコミュニケーション不足が問題になっています。
そのためにコミュニケーション力があるということは強みになります。
2.結婚、育児との両立を目指すときに注意するポイント
結婚、育児との両立を目指すなら何に気を付ければ良いでしょうか?
・IT業界にはSIer系とWeb系があることに注意が必要です。同じIT業界でも文化が違います。
Web系企業は自社でWebサービスを提供している会社です。基本的には自社で
Webサービスの構築から提供まで行っています。社員がシステムの仕様を決めるため
新しい技術に挑戦したり多少失敗しても許容される自由な雰囲気があります。
Googleやツイッターが代表的な企業です。
SIer系企業は他社からシステム構築を依頼されて他社のシステムを構築します。
IBMや富士通が代表的な企業です。
SIer系企業は他社のシステム構築を行うために納期があり、予定通り
システム構築を行う必要があるため、新しい技術にはあまり手を出しません。
納期があるためにスケジュールが遅れている場合は残業が多くなったりします。
残業が少ないのはWeb系の企業ですが、Web系の企業はほとんどが東京に集中しています。
もし、SIer系で残業が少ないところを狙うならば保守系の業務を行っているプロジェクトがおすすめです。
・IT業界は技術が進化しています。IT業界はどんどん新しい技術が出てきています。開発ツールや言語も進化しています。
育児休暇で仕事を1年休んでいるうちに変わっているかもしれません。そのためのポイントとしては
休んでいる間に定期的にツールのチェックをしておくことと、もしプロジェクトが選択できるのならば、
開発ツールや言語は利用者が多いものを使用しているプロジェクトを選ぶべきです。利用者が多いものは
なかなか他のものと変わることはありませんので、自分の持っているスキルと長期間使用できます。
いかがでしたか?「女性が転職先にIT業界を選ぶ理由とは?」
定期的にIT業界について解説していきたいと思います。