街の本屋さんやネットでビジネス関連等のノウハウ本が売られていますね。
本のタイトルに魅かれて買って読んでみたけれど効果がなかったなんてことはありませんか?
あるいは読むのを途中でやめてしまったりしていませんか?
小説なら読み終わって満足しますが、ビジネス書は読んだ後に
自分のスキルとして身につかないと、せっかく買った本がもったいないですよね。
今回はシステムエンジニアが実践している本の内容を吸収して身につける簡単なコツを紹介します。
もくじ
- 読書の消化不良になっていませんか?
- 消化不良の原因
- 本の吸収率が鬼アップする3つのコツ
1.読書の消化不良になっていませんか?
さて、もう一度質問します。
本を読んだけれど結局身につかなかったことはありませんか?
特にビジネス書ですね。本を読んだときに「なるほど!」と思いながら読み進めていきますよね。
そして、読み終えた後に「いろいろ知識が増えた!」と思います。
でも。。それで満足していませんか?
知識は使うことで自分の役に立つのです。そして、知識は使わないと忘れてしまいます。
読んだ後でしばらくたった後に何か自分が変わりましたか?変わっているなら身についています。
もし変わっていなければ消化不良の恐れああります。
こうなるとせっかく本を買ったお金と読むことに使った時間は無駄になりますよね。
ではそれを防ぐためにはどうすれば良いでしょうか?
2.消化不良の原因
では、読んだ本が見につかない原因。消化不良の原因は何でしょうか?
以下のことを掴むことが大切です。
その本でキーワードとなるものは何か?
本には色々書かれていますが、1冊の本で本当に大切なもの、キーワードとなるのはそれほど多くありません。
本全体を通して1~3個ぐらいです。もっと多くても、一度に吸収できるのは1~3個ぐらいです。
それ以上を吸収しようとすると消化不良となります。その数個のことだけに絞って吸収することが大切です。
例えば、タイトルが「屋外のポートレート撮影のコツ」の本を読んだ場合、本の中には光の具合だったり
カメラの設定だったり多くの撮影のコツのノウハウが書いてあります。
そして、本はそのキーワードを中心に書かれています。
もしキーワードを意識せずに本を読み進めていくと、本の中の大切なキーワードは本の他の文章の中に
埋もれてしまうのです。そして意識しないと得た情報はすぐに忘れてしまいます。
キーワードはどれかを意識する。
キーワードを意識して読むと読んだ本の知識を身に着けることができます。
では次に読んだ本を自分の身に着けるためのステップについて解説していきます。
3.本の吸収率が鬼アップする3つのコツ
本の吸収率が劇的にアップするコツは以下の3つを問いかけることです。
- その本で何を得たか?
- 得た情報は自分がいつ使うか?
- 毎日できることは何か?
まず「その本で何を得たか?」
先ほども言ったように、本のキーワードを掴むことが大切です。自分は何の知識を得たのか?
作者が一番言いたかったことは何か?それを意識すること、そのノウハウを掴むことが大切です。
これも先ほど言ったように本の1冊につき1~3個ぐらいです。それを重点的に本から吸収しましょう。
次に「得た情報は自分がいつ使うか?」です。
本から得た情報を自分がいつ使うかをイメージすることによって、自分の生活の一部となって
役立てることができます。逆に言うと自分の生活と結びつかない本は買っても意味がないということです。
本屋やネットでタイトルを見て「ちょっと良さそう!」と思って買っても、「そういえばこれは使わないかな。」
ということになったりします。自分が利用できるものかどうかを買う前にちょっと考えてみましょう。
もう一度言います!具体的に自分がどのような状況で使うかをイメージすることが大切です。
そして、「毎日できることは何か?」
毎日、本から得た知識を身につけるために毎日できることは何かを考えましょう。
そのまま何もしないと忘れてしまいます。習慣にして忘れないようにするのです。
一日5分のことでも何ができるかを考えてみましょう。
先ほどの「屋外のポートレート撮影のコツ」の本の場合、日常に見かける場面でどちら側から移すとか、
この場面ではカメラの設定をどれぐらいにするとか、イメージトレーニングができたりします。
毎日続けれるぐらい簡単なことでも構いません。自然と身に着けるようになると本から得た知識は自分のものになります。
いかがでしたか?本から知識を吸収して自分に役立つことで知恵になるのです。
毎回、ステップアップするヒントを書いていきたいと思います。
ちょっとずつステップアップしていきましょう。