仕事も年数が経つと、部下を持つようになります。部下を持たなくても、
プロジェクトで他の人に仕事を依頼したりすることがあります。
こちらがしてほしい作業をしてくれる人もいれば、全てのことを言わないとしてくれない人がいます。
その違いは何でしょうか?部下が動いてくれるようになる手順を紹介します。
もくじ
1.動かない部下の原因
2.作業ではなく仕事を渡す
3.チェックポイントを作る
1.動かない部下の原因
こちらがしてほしい作業をしてくれる人もいれば、全てのことを言わないとしてくれない人がいます。
その違いは何でしょうか?
その一つに当事者意識があるかどうかがあります。
つまり、その仕事が自分の仕事と感じているかどうかです。
自分の仕事と感じていなければ、言われた作業だけをします。
言われた作業が間違っていたとしても、作業を言われているために、間違っているかどうかは気づきません。
そして、言われたことの作業を行うだけなのであまり仕事に面白みを感じません。
作業を言う人も、ひとつづつ作業を指示しないといけないので時間をとられてしまいます。
依頼するより自分で作業を行った方が早いと思うかもしれません。
新入社員に仕事を教えるのは初めはこんな感じですね。
でも、だんだんと作業を教えることから仕事を教えることへとシフトをしていく必要があります。
2.作業ではなく仕事を渡す
ではどうすれば良いでしょうか?
それは作業ではなく仕事を渡すことです。
個々の作業ではなく、最終目標をどうすれば良いかを説明するのです。
目標までの経路は部下に任せます。
そうすることによって、部下は目標までの作業を考えるようになって、
上司は作業をひとつづつ説明しなくても良くなります。
そして、部下の能力を見て納期と成果物を決めます。
このように作業ではなく仕事を渡すことで、部下は当事者意識を持つことができて
進んで仕事をすることができます。
3.チェックポイントを作る
これで仕事を渡すことができました。
そして目標までのフォローも大事です。
仕事を渡してそのまま部下に任せきりにしてしまうと、納期のときに期待した成果物が出ない可能性があります。
仕事の区切りごとにチェックポイントを用意して随時確認することが必要です。
これを繰り返し行えば部下を成長させることができて、
自分の仕事を部下に渡すことができます。
いかがでしたか?「動かない部下に効果あり。魔法の手順!」
定期的にIT業界について解説していきたいと思います。