成功するプロジェクトと失敗するプロジェクトの違いは何でしょうか?
システム構築のプロジェクトで重要な要素はQCDを守ることです。
Q(Quality:品質)、C(Cost:費用)、D(Delivery:納期)ですが、
スケジュールが守れないことによってQCDが崩れていきます。
スケジュールが守れないことの一つとして、予想外の作業が増えるということが
あります。ではどうすれば予想外の作業を減らすことができるでしょうか?
もくじ
- プロジェクトで発生する問題
- ゴールまで想像することのメリット
1.プロジェクトで発生する問題
成功するプロジェクトと失敗するプロジェクトの違いは何でしょうか?
システム構築のプロジェクトで重要な要素はQCDを守ることです。
Q(Quality:品質)、C(Cost:費用)、D(Delivery:納期)ですが、この
QCDはそれぞれに関係しあっています。
プロジェクトマネージャはシステム構築の見積もりを行い、
必要な作業を積み上げてスケジュールを作成します。
一度経験したプロジェクトと類似しているプロジェクトであれば、必要な
作業を想定することができます。ただ、全く同じプロジェクトは存在しません。
システムの仕様が変わったり、動かす環境やメンバが変わったりした場合、
それに合わせて作業を想定する必要があります。
良くありがちなのは目先の作業は詳細に書くけれど、プロジェクトの後半の
テストや本番移行までの作業はあまり考えられていないことが良くあります。
そのために、プロジェクトの後半になってくると想定外の作業が多くなる
プロジェクトを良く見ます。
そうならないためにも、明確にプロジェクトの本番が来るまで明確に想像して
作業を洗い出す必要があります。
2.ゴールまで想像することのメリット
では、プロジェクトの本番まで明確に想像して作業を洗い出せば、どのような
メリットがあるでしょうか?以下のようなメリットがあります。
- 作業の手戻りを防げる
- 不要な作業を無くせる
- スケジュール通り進めれる
作業の手戻りを防げる は、プロジェクトの途中で
このように想定されていたけれど、プロジェクトの最後はこのようになるからこちらの方が良いんじゃないか
とか、実際に作業を行う前に、想像することで、手戻りを防ぐことができます。
また、 不要な作業を無くせる については、
プロジェクトの最後まで考えると、この作業は不要じゃないかということがあります。
また、 スケジュール通り進めれる については、
最後まで想像することによって作業の洗い出しをより詳細にすることができます。
それによりスケジュールも正確に作成することができます。
いかがでしたか?「【スキルアップ】ゴールまで想像することで簡単に全体最適になる!」
毎回、ステップアップするヒントを書いていきたいと思います。
ちょっとずつステップアップしていきましょう。