初対面の人やあまり会わないお客さんと会話をしていて、自分の話した内容が伝わって
いないと感じたことがありませんか？
また、話す人によって会話の内容が聞き取り易い人と、聞き取りにくい人がいませんか？
自分の話した内容が伝わっていないのは、自分の話が聞き取れなかったからかもしれません。
話が聞き取り易い人と聞き取りにくい人の違いは何でしょうか？
すぐに思いつくのは次の２つですね。
- 話の内容がわかりやすい。
- 話す声が聴きやすい。
今回は、「２．話す声が聴きやすい。」について解説したいと思います。
もくじ
- 伝わる声のメリット
- 伝わる声とはどのような声か？
- 伝わる声になるトレーニング方法
1.伝わる声のメリット
初対面の人やあまり会わないお客さんと会話をしていて、自分の話した内容が伝わってい
ないと感じたことはありませんか？
日常会話であればそのままスルーされたり、分からなかったら聞き返されたりするのですが、
スルーされていれば、そのあとの会話が食い違っていて聴かれなかったと感じることはありませんか？
日常会話ではそのまま問題はないかもしれませんが、
仕事上の会話であれば、勘違いされたり、誤解されたり、そのあとの仕事の手戻りや、
伝達ミスが発生します。
こんなことが多くなれば信用を無くしたり、いつも余計な作業をしなければならないといったことが
発生します。
そして、会議では声の大きい人の意見に耳を傾ける傾向があります。
内容は大したことが無くても、聞き取りやすい声の人がもっともらしいことを言っているように感じたり
します。
どうですか？声が良い方がメリットがあるのです。
2.伝わる声とはどのような声か？
では伝わる声とはどのような声でしょうか？
次のことをやってみて下さい。
①ネット上のニュースの記事を声を出して読みそれを録音して聴いてみる。
②ニュースでアナウンサーの声を聴いてみる。
録音はスマホのiPhoneであれば、アプリ「ボイスメモ」が標準搭載されています。
Androidスマホでも、Google Play ストアからアプリをインストールすることで録音ができます。
「ボイスレコーダー」がおすすめです。
さて、アナウンサーの声と自分の声のどちらの声が聞き取りやすかったでしょうか？
アナウンサーより自分の声が聞き取り易かったという人はもうこれ以降は読む必要はありません！
ここからは自分の声を良くしたい人が読んでいってください。
では、自分の声とアナウンサーの声は何処が違うのでしょうか？
まずは、違いに気づくことが大事です。
一般的に以下の声が聞き取り易いとされています。
・言葉が聞き取り易い
・話すスピード
聴き比べてどうでしたか？ちょっとでも聴きやすくなると仕事での評価が上がったり
好感度がアップします。
ではどのようにしたら声が聞き取り易くなるでしょうか？
3.伝わる声になるトレーニング方法
ではトレーニングを紹介します。
用意するもの「割りばし」
たったこれだけです！
割りばしをよこにして口にくわえてみて下さい。
イメージはこんな感じで(笑)
アナウンサーのトレーニングに「活舌棒」というものがあります。これを口にくわえたまま口の
口角を上げたり下げたりするのです。
これを毎日５分間！たったこれだけです。簡単ですよね。
そのトレーニングを行ってから話をしてみてください。どうです！活舌が良くなった気がしませんか？
簡単なことを毎日続けると気付かぬうちに効果が表れるものです。
今よりも、ほんの少し心がけるだけで、意外と聞き取り易い声になるものです。
そして少しずつ練習を続けるだけでいつの間にか好感度がアップするのです。
そして、アナウンサーや声優と比較するのではなく、
自分がどれだけ上達しているか実感してみて下さい。それを目指すことが長く続けるコツです。
4.聴き比べる。1週間後に比較して見よう
週末に聴き比べてみよう。毎週同じ文章を読んで聴き比べてみましょう。
どうですか？どちらが聞き取り易いですか？また、周りの人の反応を見てみましょう。
自分の意見は通りやすくなりましたか？
すぐには効果が出るものではありません。そして自分より上手な人は沢山います。
聴き比べるのは一週間前の自分で良いのです。過去の自分より少しでも成長していれば
それはGoodなことです。
それを実感するとまた、続けることができます。
少しずつ成長していく。これを実感してみましょう。
