社会的な事情により、在宅勤務が増えていますね。
IT業界では仕事内容にもよりますが、技術的には、ほとんどの作業が在宅可能です。
それでもプロジェクトで在宅勤務が進まないのは主にセキュリティ面や人の管理面でのハードルが
あるからです。在宅勤務を可能にすると他人が会社のサーバにアクセスしたり、在宅で何時間働いた
かがあいまいになったりします。それがクリアされれば在宅勤務はもっと増えるかもしれません。
さて今回はトレンドなIT技術としてSlackを紹介します。
もくじ
- Slackって?
- チャットのメリットは?
- Slackで在宅勤務可能?
1.Slackって?
Slackとは一言で言えばチャットツールです。イメージとしてはLINEアプリで複数の人で
チャットをするようなものです。また、テーマごとにチャンネルを作れますので、
テーマごとに会話をすることが可能です。最近ではビジネスで使われることが多くなって
きています。
Slackを利用すると、デスクワークの仕事でも、自分の席にいながら、在宅の人や、
別の事務所にいる人と会話を行うことができます。
例えば「#技術的なこと教えて」とか、「#昼のお弁当の美味しいところ」なんかの
チャンネルを作ってメンバー同士で会話をやり取りすることができます。
チャンネルごとにメンバを設定できるのでメッセージを気兼ねなくやりとりできます。
基本的な特徴として以下があります。
- メンバー同士がメッセージの送信やファイル共有ができる
- 無料版から使える(制限事項あり)
- インターネットで使える
- Googleドライブやカレンダー、メール等の機能と連携できる
- 会議別にチャンネルを変えることができる
- 通知や通知音の有無
- botの機能により色々な機能が追加できる
2.チャットのメリットは?
Slackを使うことのメリットは何でしょうか?メールとは何が違うのでしょうか?
Slackはメールよりも手軽にメッセージが送れます。また、内容のやり取りが
一覧で観ることができて、複数人で同時にチャットができます。
プロジェクトで作業する場所が分かれていたり、プロジェクトのメンバみんなが同時に
集まらなくても会話が成り立ちます。
ミーティングはミーティングの時間と場所を同時にチームメンバーを拘束します。
そしてオンラインミーティングでも、場所は自由ですが、時間を拘束します。
でも、チャットであれば時間も場所も拘束されません。メールより手軽に、
ミーティングより時間も場所も拘束されずに会話ができるのです。
決まった時間内に会議の結論を出さないといけない場合には集まってミーティングが
必要ですが、時間の合わないメンバー同士や、ある程度時間をかけて結論を出したり、
チームメンバー間で情報共有するものであればチャットに情報を送っていれば良いのです。
途中から参加した人もメッセージを確認すればそれまでの会話を確認することができますし、
会議後もメッセージの検索ができます。
また、通知機能もあるので、別の作業をやりながら別のメンバが発言した場合に気づく
ことができます。
3.Slackで在宅勤務可能?
では在宅でとこまで勤務可能でしょうか?
無料でも利用できますが、ビジネス向け有料プランがあり、メッセージ履歴の上限や
アプリの上限が無くなります。またログイン時の2要素認証設定も可能となり
セキュリティ面で強化されています。また企業向けのワークフローも用意されています。
在宅勤務のツールの一つとして考えることができると思います。
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