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IT業界へ転職!プログラムを勉強するより必要なスキルとは?

IT業界へ転職するために一番必要なスキルは何でしょうか?

プログラムのスキルが必要と思っていないですか?

IT業界は役割が細分化されていて、それぞれの役割ごとに必要なスキルが違っています。

プロジェクトの工程の中でプログラムの割合は2割ぐらいしかありません。

プログラムスキルはそれほど必須ではないのです。

 

もくじ

  1. プロジェクトの体制と役割
  2. プロジェクトの工程
  3. 何のスキルが必要か?

 

1.プロジェクトの体制と役割

一般的に大きなシステムを構築する場合の進め方はウォーターフォールモデルで開発されます。

そしてプロジェクトは基本的には以下の役割があります。

プロジェクトの規模の大小やプロジェクトメンバのスキルによって役割を兼務したり、

別の役割が追加されたりします。

 

例えば、小規模なプロジェクトではプロジェクトマネージャとリーダの兼務が良くあります。

もっと小さいプロジェクトの場合は全ての役割を一人で兼務したりします。

それぞれの役割は一般的に以下となります。プロジェクトの状況により柔軟に役割が変わります。

【プロジェクトマネージャ】プロジェクト全体の進捗管理や人員の管理、調整を行います。

【プロジェクトリーダー】構築するシステムの仕様についてお客様からヒアリングを行い、

システムの仕様を決定します。

【システムエンジニア】システム仕様に基づいて設計やテストを行います。

プログラミングを行うこともあります。

【プログラマ】設計書を、元にプログラミングを行います。

実際にモノづくりをする人です。Webデザイナーもここに含まれます。

システムエンジニア=プログラムが必要と思っているかもしれませんが、

このように必ずしもプログラミングが必要なスキルではないのです。

 

2.プロジェクト工程

次にプロジェクトの工程を見てみましょう。

プロジェクトの進め方はウォーターフォールやアジャイル開発といったものがあります。

ここでは大規模なプロジェクトで一般的に使われているウォーターフォールを紹介します。

ウォーターフォールは滝の流れです。工程ごとに完了を行い、滝の流れのように

工程の逆戻りはありません。前の工程をやり直しとなった場合、予定した金額で

システムを構築できなくなります。ウォーターフォールモデルでは各工程で完了判断ができるために、

あらかじめ予算の決まったプロジェクトでは一般的に使用されています。

ウォーターフォールモデルは大きくは次の工程があります。(かなり大雑把ですが。。)

要件定義⇒設計⇒プログラム⇒テスト⇒本番

【要件定義】お客様から要望を聞く。
【設計】要望をシステムを構築するのに必要なロジックを設計する。
【プログラム】設計書をもとにプログラムを行う。
【テスト】作ったものが正しく動くかテストを行う。
【本番】システムがお客さんに利用される。

どうでしょうか?プログラムが必要な工程はプロジェクト全体から見るとそれほど多くありません。

転職してから必要なプログラミングを覚えても問題ないのです。

では、IT業界に転職するスキルは何が必要でしょうか?

 

3.何のスキルが必要か?

必要なスキルは「論理的な思考」ができるかどうかです。

言い換えれば「ロジカルシンキング」ができるかどうかです。

プログラムは論理的なものです、そしてそのもととなる設計書も論理的に書かないといけません。

理系でも文系でも関係が無く、論理的に考えられるかどうかです。

そのスキルがあればプログラミングはそれほど難しいことではありません。

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